「やっと涼しい季節になりました」なんて挨拶を書きたいところですが、今月になっても暑さはまだまだ収まりそうもありませんね。「自分たちの子供の頃はクーラーもなかったけれど、せいぜい30度位までだった。35度を超す暑さは以上だよ」という声もしばしば聞こえてきます。その上、小泉首相の8/15靖国参拝問題は暑さを倍増させてしまいましたね。暑さ寒さも彼岸までといいますから、もう少し皆さんと一緒に辛抱することにしましょう。
トレンドが見えなくなってしまったさて、今月の話題と言うことになるわけですが、実際パソコン情況というものは今が停滞なのか、それとも普及期なのか分かりませんが、大きなイベントが無くなってきました。パソコンの普及もかなり進み、メーカーも生産を押さえ始めてきたようです。世界の景気を牽引してきた半導体事業もどうやらパソコンの普及とともに一山を超えたようです。アメリカの景気も停滞、日本の景気といえば不況、これだけ経済がグローバル化してくると全世界の景気を牽引する新しい概念が生まれてこないとダメなのでしょうが、それが何なのかまだみえていないもどかしさにじれったさを感じてしまう今日この頃です。 秋葉原でも買いたいものがない先日東京に出張に出掛けた時、久しぶりに秋葉原を散策してみました。駅前広場の改装については「AKIBA PC Hotline!」などのニュースで知っていましたし、その賑わいも特に変わっているようには思えませんでしたが、とにかく私が買いたいものがない。CD-R/Wも高速で安いものが出回っている。Pentium4も私の1.5GHzを超えて1.8GHzがトレンドだという。DVDーRAMも出てきてはいます。しかし、肝心のDVDーRの書き込み速度が問題だ。5万円台で等倍速、8万円台で倍速。これでは購入してほとんど使わない間に4倍速時代が来そうだ。どうも新しいトレンドが見えてこない、というよりはトレンドがトレンドとして成立しなくなった時代なのでしょうか。その典型がDVDの記憶装置でしょう。次の時代はそれに決まっているにも拘わらず、今購入しても一瞬にして旧機種になってしまう予兆が見えてしまうからです。結局、そこそこの金額でそこそこの機能を持った製品にしか食指が動かなくなってきているというのが現状なのかも知れません。いやいや、困った。これでは「ランダム・アクセス」の原稿が止まってしまうではないか。このところ、この恐怖に襲われる毎月を過ごしているわけです。 98化石時代の友人にWindowsマシンをそこで私の身近に誰か人柱になってくれる人を常に捜しているのですが、これがなかなか簡単には見つかりません。ところがのこのことひとり現れた高校時代からの友人をターゲットにしてやれと思ったわけですが、自分の方がドツボに嵌った話を紹介しましょう。 ことの始まりは彼の所有していた98MATEのFDDが逝かれてしまったことからです。もう何年も前から「9801時代は終わったのだし、9801の中古品がいくら安いからと言っても買ってはいけないよ」とは忠告していたのです。しかし、彼にとっては98DOSが動くマシンはWindowsマシンよりずっと重要だったわけです。出も時代の流れをまったく知らないわけではありませんから、98Windowsが動くMATEが動く中古品を買ってきては自分の環境を大切にしてきたわけです。しかし、とうとう現在のパソコンがおかしくなってしまった時、私に相談に来たわけです。「やっぱりもう98ではないんだろう?、新しいパソコンを買うとしたらどの位の金がかかるんだうか」と聞いてきました。「今時のことだから5万円程度でも本体は買えるよ」とは言ったものの、本人はどのようなものを望んでいるのかが分かりません。もっとも数世代前の98MATEで満足していたわけですから、5万円も出せば充分な性能を持ったパソコンが買えることは間違いないでしょう。しかし、断って置かなくてはならないのは、「98DOSは使えないよ」という1本の釘です。化石のような人にとっては「パソコンは98」と言う人もまだ残っているからです。彼には98MATEの中古を買い求めた時にもこの話は充分したつもりでしたが、再確認は必要です。「子供にはソニーをVAIOを買ってやったのだが」とも言います。少しは事情が分かっているようです。安心して、ショップブランドを薦められます。ショップブランドの安いものでもHDDは20GB程度はあります。「こんなに容量の多いハードディスクはもったいない」とも言いますが、今の時代、1GBや2GBなんて容量のものはジャンクしかないと説明することも大変です。彼もパソコンを使って10年以上になりますが、結局パソコンの中身についてはまったく興味を示さないままに過ごしてきたわけで、「一太郎」や「WORD」を使ったらパソコンを使っていると思いこんでいた一人だったわけです。ちょうど時期は夏休み。息子を呼びだして、「お前、少し時間があるか?。父さんの代わりにパソコンを1台組み立ててくれ」と頼むと、案外あっさりと受けてくれたので、3人でパソコンショップに出掛けました。 ベアボーンキットを購入パソコンショップに入ると「あの中古品ではダメなのか」とまたまたスケベ根性丸出しの友人がメーカーパソコンの中古を指さして質問してきます。「あんなものに3万円も使うぐらいなら、少し金を出して時代にあったものを買うべきだ」と諭さなくてはなりません。息子と相談してヘアボーンキットを購入することにしました。この方が最初から組まなくてはならない手間が少し省けるかも知れないと思ったからです。後はCPUとメモリとHDDです。Celeron800、7200回転の30GBHDD、128MBメモリを求めました。合計で5万円です。消費税を入れても知れています。息子に頼んで用事で数時間留守をした後戻ってみると、やっと組み立て終わったばかりでした。BIOS設定までしか終わっていません。「おいおい、どうした。せっかくのベアボーンなのに」と言うと、「父さん、結局ね、CPUやメモリを差そうとしたらそこら中のものを外してしまわないと差せなかったんだよ」と言います。思い出しました。会社のパソコンを購入した時もそうでした。ベアボーンだから簡単に組み立てられると思って、狭い空間の中でまごまごしていたら、結局そこらあたりのものを外さなくてはならないと言う後戻り作業をしてしまったことを。「そうか、そうか、すまなかった。それじゃあ、後はOSを入れてやってくれ」と頼んだら、「父さん、友達から電話が来たんだよ。後は父さんに任せるよ」と出掛けてしまいました。アレアレ、結局私が作業しなくてはならなくなりました。 ビデオドライバで躓いた
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